近年、女性のライフスタイルの変化から、
冷え性の女性が増えてきています。
不妊治療に冷えは大敵です!
どのような食事が体を温め、体を冷やす
のでしょうか。食事で温活を取り入れ、
体の芯から温めるようにしましょう。
冷えが不妊につながる理由
妊娠したければ、体を冷やさない!
とよく言われますが、なぜ冷えは
良くないのでしょうか。
体が冷える事によって、全身の血流が
悪くなります。人は寒さを感じると熱を
逃さないように末梢の血管を収縮させ
血流を滞らせるようにします。
その事が血流を悪くし、妊娠を目指す
女性にとって良くない結果に繋がります。
卵巣は良い卵を育てるために、多くの
血液が流れている臓器です。
血流が悪くなることで、新鮮な血液が
送られる量が減り、卵の質や排卵に影響
を与える可能性があります。
また、子宮もとても血流が豊富です。
血流が豊富だと子宮内膜がしっかりと
育ち、着床環境を整える事ができます。
子宮内膜が血流不足により育っていない
と、流産や着床障害の原因になります。
体を温める事は卵巣にも子宮にも良い
効果を与えてくれるのです。
体が温まる食べ方とは
口の中、食道や胃に冷たい食べ物や
飲み物が通過することで、
体の芯から冷えが生じます。
温かい食べ物、飲み物を摂取することで
体を内側から温めることができます。
そして3食しっかりと食べましょう。
エネルギー不足は冷えの原因になります。
また、体が温まる食べ物を積極的に
摂取するのもおすすめです。
体を温める食べ物とは?
冬が旬の食べ物は体を温めると言われています。
冬野菜の代表と言える大根や白菜、
ゴボウやかぶ などは体を温める効果が
あると言われています。
逆にトマトやキュウリ、レタスなど夏が
旬の野菜は、熱を取り、体を冷やす効果
があります。
体を温める食べ物を使って、お鍋や
スープなど温かい調理方法で摂取すると
より効果的でしょう。
香辛料を活用しましょう。
ショウガやネギなどの香辛料や薬味は、
血行を良くし、発汗を促す作用があり
ます。また食欲減退時は、食欲を増進
させる作用もあります。普段の食事に
プラスし、その効果を有効的に活用
しましょう。
色の濃い食べ物は体を温めると言われています。
黒や赤、橙、黄色など色の濃い食べ物は
体を温めると言われています。
黒豆、ひじき、にんんじん、かぼちゃ
など…体を温める食材すべてを覚える
事は大変です。
食品を選ぶときは、より色の濃いもの
を選んでみると良いでしょう。
これらの体を温める食品を普段の食生活
に取り入れながら、バランスよく摂取
することが大切です。外からも、体の中
からも温める事で、より妊娠しやすい
体づくりをしてみましょう。